お口のサポート講習会

平成28年『お口のサポート講習会「食べることを続けてもらうために栄養ケアができること〜高齢者のフレイルティ・サルコペニア認知症との関わり方〜」が福岡県歯科医師会館で開催されましたので、参加してきました。(副院長、園田
講師は吉田貞夫先生(沖縄メディカル病院 副院長、金城大学客員教授)で、私は先生のことを存じ上げなかったのですが、非常にユニークな講演で、話術も素晴らしいため、ほとんどの出席者が笑いつつも熱心に先生の話に聞き入っていました。
兎に角、臨床に即したものの見方で、且つ文献にも基づいた考察などから、私達(ちなみに今回も出席者は、歯科医師や歯科衛生士のみならず介護などに関わる多職種に及んでいました)には非常に有意義で、分かりやすく、臨床にも持ち込める…今までよりももっと多角的な考え方ができるようになると思われました。
何しろ、フレイルティ(フレールに関する草分け的存在の吉田先生のお話を、有機的に聞くことができたのは幸運でした。
歯科医師会でも、8020運動に次ぐキャンペーンとしてオーラル・フレイルに関する啓発を大々的に行っていくようですし、この時点で本来のフレイルの意味を教えていただけたのは幸いです。
胃瘻の話、栄養の話、認知症の話etc...学んだことが多すぎて、ここでは書ききれません。また、先生の著作でも読んで勉強し直したいと思います。